アイデアは、思い込みをすてることからうまれてくる
初心忘れるべからず
はじめて何かを経験したときのように、何ごとも先入観をもたずに接することを「初心(ビギナーズマインド)」といいます。
アイデアを発想するとき、常識や自分の思い込みを一度捨てる「初心」の状態に自分をおくことからはじめます。
「なぜ?」「なぜ?」「どうして?」を繰り返し、
「どうしてこうするんだろう?」
「なぜこんな操作をすることになったんだろう?」
「どうしてこのスイッチとこのスイッチは同じグループなの?」
と、素直に何事も見つめなおし、受け止めることが大切です。
ちょうどはじめてモノをさわる子どものように
ものごとをありのままに見ることのできる状態にしてからモノや行為を見つめなおします。
そこで生まれた「疑問」「課題」をいかに解決すればいいか、から、新しいアイデアが生まれてきます。
問題をどう解決するか 価値をどうつくるか
執着を捨てる
アイデアをたくさん出していると、とくに、自分が考えて「これ!いいアイデア!!!」を思ったら、どうしてもそのアイデアに執着してしまいます。
このアイデアを実現させたい!という思いだけ強くなりすぎて、マイナス面に目をつぶるような状態に陥る場合があります。心が自分のアイデアにとらわれすぎる状態です。
いいアイデアだ! と思った時ほど、一度その思いをすてて、初心にかえり、疑問がでないかを振り返ります。
振り返るときには、ぜひ、そのアイデアを仮想で体験してみてください。
新しいチームメンバーは、きっかけを運んでくる
その商品やその企画に携わっている時間が長ければ長いほど「常識」や「過去の経過」などにとらわれる傾向が強くなります。
新しいチームメンバーが入ってきたら、それはアイデアのきっかけを運んでくる人です。
新しいチームメンバーに接するとき、かつて、その知識や常識を持ち合わせていなかったときにどう感じたかを思い出します。そうすることで、より円滑なコミュニケーションをはかることができます。積極的に、「なぜ?」「どうして?」の質問を投げかけてもらい、適切に回答し粘り強く対応しましょう。
質問されることで、常識を打破する「よいきっかけ」となります。新しいチームメンバーは、丁寧にそして、適切に対応されたことで知識を得ることができ、否定されたと感じず、より柔軟にアイデアを発想できるようになります。
アイ・シー・アイデザイン研究所は
インダストリアルデザイン(工業デザイン)を中心に商品開発を支援する大阪のデザイン会社です。
コンセプト立案からアイデア展開、3DCADによる設計、試作、製造、事業化など幅広い業務を行っています。
- アイデアはあるけれど、「デザイン」や「設計」ができない。
- 何から手をつけたらいいのかわからない
- 自社にある設備や素材をつかって「何かあたらしいものをつくりたい」
- 「コストカット」をしたいけれど、アイデアがないか。
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