喉つき予防で歯ブラシが「まがる」 新しい視点の歯ブラシ提案

6月4日から6月10日までの1週間は「歯と口の健康習慣」です。
虫歯予防のために「歯磨き」は大切な健康習慣。でも、消費者庁や日本小児歯科学会より注意喚起がなされるなど、乳幼児の歯ブラシによる歯磨き中の事故が問題視されています。
2015年 弊社がデザイン・設計に携わった「曲がる歯ブラシ」は、
この喉つき事故を予防するため、のど突きの衝撃により歯ブラシのネックやボディが曲がることで安全を確保する曲がる歯ブラシをデザインしました。
それまでは、「喉つき予防プレートでの予防」「のどの入らないリング状の持ち手での予防」でしたが、「曲がることでの予防 」 という新しい視点を社会に提案できました(特許取得) 。

また、歯科医から歯茎を傷つけず歯垢も落とせる適切な歯磨き圧と推奨される150g〜200gで磨けるように200g以上の力が加わるとネックが曲がり圧力を分散、かつ視覚的に確認できます。

芽生え始めた「自分でやりたい」を尊重しつつ、ひとりでも安全に磨けることで母親の心理的ストレスを和らげます。
また、「曲がる」ことで視覚的に歯にかかる圧力を確認でき、仕上げ磨きを含め必要以上に力がかかることを防ぐこともできます。


グッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞するなど、高い評価をいただきました。

https://www.g-mark.org/award/describe/42136

http://www.kidsdesignaward.jp/search/detail_150181


アイ・シー・アイデザイン研究所
インダストリアルデザイン(工業デザイン)を中心に商品開発を支援する大阪のデザイン会社です。
コンセプト立案からアイデア展開、3DCADによる設計、試作、製造、事業化など幅広い業務を行っています。

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