たおれてもOKそのままのめるシリコーンキャップ 「Kiss」シリーズの材料=シリコーンゴムって

たおれてもOK、キャップをつけたままのめるシリコーンキャップKissシリーズ。「素材は何ですか」「シリコーンゴムって何ですか?」 とお問い合わせがありましたので、ここでご説明します。

シリコーンキャップ KissⅡ

シリコーンゴムの商品は、生活の空間に多くあります。
無印良品のシリコーンタナーは、フライパンを傷つけず炒め物からレードルとしてつかえることから人気の商品で、シリコーン製です。
シリコーン=安全をイメージしやすいのは、哺乳瓶のニプル(吸い口)です。
乳児さんがつかう、哺乳瓶の ニプル に使われるぐらい「安全」な素材です。BPAフリー、重金属などは検出されません。
そして、燃えてもダイオキシンなどの有害物質は発生しません。シリコーンは、キレイに燃えて、後に残るのもケイ素が酸化したシリカのみ。
シリコーンは人にも環境にも安全性の高い物質です。

やわらかく、冷たくない口にいれても違和感のない素材

シリコーンの特徴
その1「やわらかく、変形しても元に戻る」
ゴムの特性、変形してもまた元の形に戻る「復元力」の特徴があります。
そしてKissは、人の肌ぐらいの柔らかさをしています。
Kissの飲み口は軽くかんでいただくと「開く」口から離すとさっと閉じるノンドリップ構造。これは、シリコーンゴムの特性の「復元力」を利用した飲み口です。口に含んでいただいたときにもやわらかさを実感していただけます。

その2「耐熱温度」
シリコーンの耐熱温度は-30度~200度 と広範囲です。
最近は、プラスチック系の素材で弾性特性(ゴムのように変形し元にもどる特性)を備えたものも開発されています。しかし、ゴムとプラスチックの大きな違いは、高い熱を加えるとプラスチックは柔らかく溶けていきますが、シリコーン製は、耐熱温度が200℃あり安全に高い温度でも使用することができます。

煮沸消毒もできます!

金属スプーンなどは口にいれると「冷たい」と感じることがありますが、シリコーンゴムは口に含んでも「違和感」のすくない素材です。

シリコーンキャップ Kissでは、衛生的に使っていただくために、煮沸消毒ができるように、と、特に耐熱性にすぐれた「シリコーンゴム」を採用しました。

素材としてのデメリットは裂けること

素材のメリットをご案内しましたが、デメリットとしては「裂ける」ことがあげられます。 やわらかいゴムの特性上、キズつくと裂けやすく、強い力で噛むとちぎれる場合があります。また、劣化が進むとやわらかさが失われ、ちぎれやすくなります。
口に含んでつかうシリコーンキャップですので、万が一、噛み切るなどして間違って飲み込んでしまったら体に悪影響がないか?だとおもいます。
シリコーンの素材は体にたいしてとても安全です。
体に触れた場合、他のプラスチック系などの有機高分子材料に比べて、対組織に対する反応が少なく、また生理的にも不活性なため人体に直接ふれるようなところによくつかわれています。(例:スイミングキャップやゴーグルなど)
万が一、飲み込んでしまっても、素材そのものがやわらかく内臓をきずつけることはすくない材料です。自然に排出されるのを待つことができる、人体に害の少ない素材です。
ただ、安全とはいえ、誤飲・誤嚥の恐れがある場合は、十分注意してください。

シリコーンゴムは、安全で衛生的なゴムなので、口にふれる飲み物を飲むKissⅡに採用しました。
また、日本国内の管理された工場で生産しておりますので、ご安心くださいませ。

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