費用について
「デザインをお願いしたいのですが、いくらですか?」
「設計はいくらでできますか?」
とお尋ねいただくことがよくあります。
申し訳ございませんが、すぐに「○○の場合は、いくらです」と、お答えできません。
なぜなら、
デザイン・設計は、お客様により依頼される内容や範囲、要望が異なり、オーダーメードのように「お客様のためだけのサービス」だからです。
お客様がどのような商品をお求めなのか。
アイデアがあるのか。 など、お客様の商品の意図を把握し、どのように開発を進めるのが最良なのかご提示することからはじめます。
商品は、デザイナーや設計者の「作品」ではなく、「お客様の商品」として満足され、「販売」され、「お客様の売り上げに貢献」しなければなりません。
そして、商品になるまでには、様々なプロセスがあります。
弊社として
どのようにサポートさせていただけるか、
どのプロセスを弊社にアウトソーシングいただけるかにより、費用が異なり、費用は一概にいくらということができないのです。
そこで、 ご契約までには
Step1
依頼内容をお伺いした後、費用見積をいたします。
「依頼したいけれど開発費に限りがある…」
「デザイナーがどんなことをいくらでやってくれるか、わからない・・・」 などと思われるかもしれません。
まずは、 お客様の依頼内容やデザインの方向性、弊社に依頼いただける業務内容、求める成果物、期間などご要望をお聞かせ下さい。
お客様のご要望から、お見積をいたします。
業務は、実際にデザイナーや設計者が過去の経験と蓄積されたノウハウを使って進めています。
その意味で
作業として工数による算定が可能な「時間性業務」
作業を通じて行う提案や構想によって企業に対する"貢献度"、そして経験に基づく"問題点の抽出と解決"などの「知的業務」
の2つから成り立っています。
予算の都合などで、開発費用に上限がある場合はお伝え下さい。
ご希望の費用内で最大限の効果を得られる開発プロセスを御提示させていただきます。
Step3 必要に応じて
「機密保持契約」または「業務委託契約」の締結をさせていただきます
新製品開発において、高い成果を生むためには、
ビジネスパートナーとしての信頼関係を築き、戦略的かつ効果的にすすめることが必要です。
そのために、 お客様からは、事業戦略や販売情報といったビジネス機密情報を、弊社からは、過去の経験と蓄積されたノウハウ、協力会社様の活動などの情報を開示し、相互共有することが前提となります。
そして、お互いに 「発売まで機密が守られること」が重要です。
そのためにも、 「機密保持契約」によって情報の管理、
「業務委託契約」によって業務委託内容の確定、権利の保護や必要性に対する認識の統一が必要となりますので、必要におうじて、契約の締結をさせていただきます。
商品開発を成功させるには、相互の密接なコミュニケーションと相互の信頼関係が必要となります。
弊社は「問題解決の提供者/solution provider」として、問題に対して常にクライアント様(企業)と一緒に取り組み、考えていきます。
下記契約タイプがあります
- コンサルティング契約
製品の企画から製造開始、部品調達、製品製造までの開発業務全般を一括して行う場合
- 業務委託契約
既に決定した製品概要に基づいて行うデザイン業務で、
その製品の最終決定デザインを引き継ぎ製品設計まで行う場合
- スポットデザイン
製品又は製品の部分の外観デザインのみを行う場合
デザイン費用について、JIDA(日本インダストリアル協会)より1999年2月1日発行の「契約と報酬 ガイドライン」を参考に、デザイン契約を行っています