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10時開演 |
10:30〜10:40 |
主催者 挨拶 |
【基調講演】
10:40〜11:40 |
ビジネスにおけるデザイン思考力
マッキンゼー・アンド・カンパニー,インクジャパン ディレクター 菅原 章氏
デザイン思考力とは、ゼロベースで何尾ないところからモノを作りだす能力ではなく、既存のモノをもとに工夫を凝らして価値を付加していく力であり、トレーニングが可能なものです。「デザイン思考」を定義する5つのキーワード、「仕組む」「騙す・裏をかく」「つなぐ・組み合わせる」「完璧である」「再現性がある」を自問自答しあんがら日常の業務に取り組むことで普通のビジネスパーソンも自分の思考の「型」をつくり、「デザイナー」になることができます。
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【講演1】
11:40〜12:20 |
デジタルものづくりの新潮流〜設計・生産・環境要件を配慮したものづくり
ソリッドワークスジャパン株式会社 金谷 道雄氏
いまや、3次元CADは、単なるモデリングツールから、設計要件、生産・製造要件、さらに環境要件をも考慮・検証できるツールへと進化しています。
今回は、SolidWorks2010から搭載された環境配慮ツールと利便性を向上させたシュミレーションツールを併用することで設計上流から環境考慮の製品開発が可能になっていくこと、また、進化した設計ツールの数々、さらには現場からの手戻りを削減するための生産・製造配慮ツールの潮流をご紹介することで、飛躍的に向上するデジタルモノづくり手法とこれからの日本の底力を発揮する業界横断型アプローチについてご紹介いたします。
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休憩 展示場見学
※セミナー講演中にRP機によるデジタルモデル作成の実演がございます。 |
【講演2】
13:20〜14:05 |
3DCADと発想を実現するためのデザインメソッド
有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 代表取締役 飯田 吉秋氏
企画・デザインなど上流工程にある発想、人への配慮など知的財産をより活用し、どれだけ商品に取り込めるかが「価値ある製品」への第一歩です。
いかに、発想を商品に反映させるのか。そのために必要となる、3次元CADで審美性を決断していくデザインメソッド、受け手に配慮したデータ作りノウハウ、ものづくりプロセス内で円滑にコミュニケーションする方法など、3次元CADを用いたデジタルデザインの事例・ノウハウを解説します。
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【講演3】
14:05〜14:50 |
3次元デジタルデータの総合的な利用を支援する新ビジネスモデル「3DDS」
株式会社ケイズデザインラボ 代表取締役 原 雄司氏
株式会社ケイズデザインラボは、CADやCGといったツールの分野にこだわらず、多種多様な3次元デジタルデータを自在に使いまわすための技術を積み上げてきました。3Dスキャナーを用いたリバース技術、STLやボクセルを活用した製品面への新しい加飾(シボ・エンボス)技術「D3テクスチャー」プロセスの開発、金型レスで、そのまま製品としてオンデマンドで供給するRP技術の利用など。3次元デジタルデータの総合的な活用を、3DDS(3Dデジタルサービス)を通じて気軽に利用いただくためのビジネスを行っています。
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【講演4】
14:50〜15:35 |
デジタルを活用するための設計プロセスツール教育
キャディック株式会社 取締役 最高技術責任者 西川 誠一氏
デジタルツールは「ツール」として考えることを忘れようとしなければなりません。使うこと自体が目的ではなく、目的にいたるプロセスを実現するためのツールです。
機械設計や意匠デザインに3次元CADを活用するためには、重要なものを見抜くこと、形を作るよりも形を作るプロセスを考えること、などに着目した教育が効果的です。
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休憩 展示場見学 |
【パネルディスカッション】
15:45〜16:45 |
テーマ: デジタルコミュニケーションで何がかわるのか
コーディネーター
毎日新聞社 編集局・学芸部長 相原 洋氏 |
【質疑応答】
16:45〜17:00 |
質疑応答・展示場見学
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